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by Lautan

六善光寺 御開帳 関善光寺

六善光寺 同時御開帳めぐりもいよいよ最後の宗休寺です。
このお寺の名前は宗休寺ですが、長野の善光寺と同じ一光三尊阿弥陀如来を祀り、別名関善光寺と呼ばれています。
全国善光寺会会員紹介関善光寺 宗休寺によれば。
本堂は、寛政10年(1798)4月信州大勧進等順大和尚が当山に出開帳されたのが縁で、本山信州善光寺堂を模して約10カ年費やし建立されました。東京上野輪王寺門跡公澄親王の御念持仏、一光三尊善光寺如来を御分身として迎え、本堂御本尊として安置し、7年目毎に大開帳を執行して55回に及んでいます。
(google地図)

岐阜善光寺からしばらく長良川沿いの道を走り、関善光寺に向かいます。関善光寺の駐車場はそう広くありません。観光バスでやってくる人たちもいて、バスが着くと一時期境内は混み合います。
本堂は駐車場の上、石垣の上にありました。

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写真のような階段を上っていきます。距離はそう長くはありません。

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六善光寺 御開帳 回向柱(2)の項でも書いたように、ここは境内に5本の回向柱が立っています。過去使った回向柱を捨てないで、御開帳の度に使っているのだそうです。
写真一番手前の柱がもっとも古い柱、そこから2本並んだ回向柱に綱(布をまとめたもの)が渡され、ここで右の大仏殿前の回向柱と左の本堂前の回向柱にそれぞれ結ばれています。

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境内の図、本堂の方が少し引っ込んだ作りになっています。(画像をクリックすると別窓で拡大表示します)

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本堂内に入る綱。本堂はこの写真のように紙で造られた花で飾られていました。

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大仏殿内に入る綱。ここも写真のように紙で造られた花で飾られていました。大仏殿内にも飾りがあって目を引きます。
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大仏殿の説明板
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ここも、お戒壇巡りを行っていて、「日本に唯一の卍階段」だそうです。

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300円払うと手に蛍光インクで卍印が描かれたシールを貼ってくれます。

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通路は真っ暗ですが、曲がり角々に暗い豆電球が点いているので、曲がり角が有ると言うことだけは分かります。また、錠前の近くは少し灯りが点いているので、錠前の位置は分かりやすいです。
卍型といっても実際巡ってみると?と思ってしまいます。帰ってきてからWEB検索してみると以下のような記事がありました。
宗休寺 別名、関善光寺。謎の卍戒壇の正体は?
ただし、上のブログ記事で「本堂」としてあるのは大仏殿で、本堂はお戒壇巡りをする建物の方です。今回開帳されているご本尊もこちらにあります。上記ブログは御開帳されていない時に行ったので何か勘違いされたのでしょう。
by Lautan | 2009-04-27 12:00 | 六善光寺御開帳2009