Excel2016使用記
2016年 04月 05日
TEXTJOIN
CONCAT
IFS
SWITCH
MAXIFS
MINIFS
(参考)Windows 版 Excel 2016 の新機能
このうち幾つかの関数を試して見ました。
Excelシートの画像で、セルA1には今日(2016/4/5)の日付(シリアル値)が入力されています。
このシートに入力した関数は以下の画像の通りです。
(画像をクリックすると、大きなサイズで表示します。)
セルA2にセルA1の日付の曜日に対応する数値をWEEKDAY関数で取得しています。
WEEKDAY関数の戻り値に対して、曜日を文字列で返す関数をセルA3からA5に入力しました。
曜日の表示は、本来なら書式設定行う方が簡単ですが、新関数の使用テストということで、あえて関数で行ってみました。
CHOOSE関数は従来からあるものです。
SWITCHとIFSは今回の新関数です。SWITCHはVBAのSELECT CASE ~ END SELECTのような関数。IFSは複数のIF文を書けるようになりました。
曜日表示のような連続した値なら、CHOOSE関数でも対応できますが、飛び飛びの値に対応できるSWITCH関数は、より便利に使えそうです。
CONCATENATEは従来からある文字列を結合する関数です。
CONCATは新関数です。名前も機能も同じような物ですが、CONCATENATEは、結合するセルを一つ一つ記述する必要がありましたが、CONCATは引数にセル範囲を取れるようになりました。
これはありがたいです。それに、非英語圏の人間にとっては、CONCATENATEよりCONCATの方が覚えやすいですよね。(^_^;)
=WEEKDAY(A1,1)
=CHOOSE(WEEKDAY(A1),"日","月","火","水","木","金","土")
=SWITCH(WEEKDAY(A1),1,"日",2,"月",3,"火",4,"水",5,"木",6,"金",7,"土")
=IFS(A2=1,"日",A2=2,"月",A2=3,"火",A2=4,"水",A2=5,"木",A2=6,"金",A2=7,"土")
=CONCATENATE(A3,B3)
=CONCAT(A4:B4)